電動レターオープナーの比較をしてみた！
これ、なにかというと、いわゆるペーパーナイフの電動タイプです。
最近コロナ禍でペーパーレスとか騒がれてますが、まだまだ封書は多く、毎日５～１０通は封筒を開けてます。
昔ははさみでチョキチョキしていたんですが、こんなアイテムがあることを知り、今では手放せません。
作りは簡単で、それぞれ溝の部分に封筒を差し込むと溝に仕込まれたカッター（丸刃）が回転し封書を切る仕組みになってます。
最初は右のアスカのものを使っていたのだけど、調子が悪くなってきて、どうせならと別なメーカー（プラス）のものを使ってみたので、その違いをレビューしてみたいと思います。
左が「プラス レターオープナー OL-001」
右が「アスカ 電動レターオープナー LO80」
まず、どちらもちゃんと封筒をあけることができます(笑)
「え、そこ！？」
ってなるかもしれませんが、そもそもそこは大変重要なポイントで
前は↓のような手動のレターオープナーを使っていたこともありますが
封筒の厚みによってうまく切れなかったり、紙が詰まったりと、使い勝手が悪いです。
今回比較する電動タイプはそれが全くありません。
値段は手動タイプに比べ電動タイプは3倍位しますが、それでも1000円ちょっとなので、ストレスと引き換えなら全然OKです。
比較レビューですが3点で比較してみたいと思います。
１．動作音
２．重さ・サイズ・デザイン
３．使い勝手
１．動作音
Amazonレビューなどを見ていると「音が大きい」という声があります。
それぞれモーターが動くのでそのギア音がします。まぁミニ四駆みたいなレベルと思ってください。封筒を切るのに１～３秒その音がするという感じです。
音の大きさは右のアスカの方が大きいです。
※それによるメリットもあります。後述します。
２．重さ・サイズ・デザイン
まず重さ。これはプラスの方が軽いです。
というか、本体そのものの重さの差はほとんどなく、
プラスは電池2本使用
アスカは電池4本使用
という、単純に電池の重さの差です。
その違いがサイズにも影響しており、手への収まりもプラスの方が良いです。
ただ、重いと悪いかというとそうではなく、持ち運ぶものでもないので気にする必要ななく、また、アスカの方は縦置き、横置きの2パターン選べます。
これにより本体を手で持たず、片手で封書を開けることもできます。
この場合、逆に重さのある方が安定感があって良い点と言えます。
プラスは縦置きできませんので、基本手にもって使うことになります。
デザインは好みですが、黒いボディのプラスは結構手の脂分が目立ってつきます。
３．使い勝手
これは大きく違います。
動作音のところでアスカの方が音が大きいと言いましたが、これは使用する電池の数の違いによるパワーの違いが音になって出てきています。
電池はどちらも直列繋ぎなので、単純にパワーは倍違います。
電池の消耗（切断できる枚数）に違いはないので、逆にアスカの方はランニングコスト（電池代）が倍かかると言い換えても言い換えてもいいかもしれません。
つまり
プラスは切る力が弱い、切るスピードも遅い、だけど比較的静か
アスカはプラスの倍のパワー、だけどランニングコストも倍
新品電池で1500枚切れますし、どっちみち動作音は出るので、
素早く、しっかり切れるアスカの方が良いと感じました。
また電池の入れ方ですが、アスカは横に4本並べるのに対し、プラスは縦に2本重ねる入れ方になります。これが若干窮屈で電池を入れにくく感じました。
最後に細かい点ですが、↓の写真をみてもらいたいです。
これは電池交換するためにケースのフタをはずしたところですが、プラスはモーターやギアがむき出しになっているのに対し、アスカはカバーで覆われてます。
基本的に電池交換以外でフタを開けることはないのですが、ギアがむき出しな点をホコリが入りやすい、と感じるか、グリスアップなどメンテナンスがしやすいと感じるかは人それぞれかと思います。
ちなみにプラスのほうのギアにはグリスは塗られておらず、
アスカの方はギアにグリスが塗られていました。
ですので、プラスの方はグリスを塗らないことでほこりの付着を緩和させているものだと考えられます。ただ、その代わり摩耗が早い。
2機種のレビューをしてみましたが、オススメはアスカのL080です。
多少動作音は大きいですが、しっかり封書を開けられるパワーは安心感があります。
というか、ストレスがないです。
アスカのLO80は2年程使ってきましたが、封書が開かず、はさみでチョキチョキする、なんて場面は一度もありませんでした。
A4サイズの封筒でも、多少折れ曲がっていてもグイグイ切ってくれます。
プラスの方はまだ1週間ほどしか使ってませんが、すでにパワー不足を感じます。
マイナーな商品かと思いますが、すごく便利なので
アスカさん販売を止めないでくださいね！
